さよなら原発ヒロシマの会:脱原発・反原発・自然エネルギーをヒロシマから
さよなら原発ヒロシマの会発足の呼び掛け文

  原発をなくし、エネルギー政策を変える
    流れを一緒につくりましょう


 3・11東京電力福島第1原子力発電所の事故発生は、去年の出来事となりました。しかしながら、放射線による環境汚染、人体への影響の恐れは、いまだに国内だけでなく海外の市民も不安におとしいれています。事故の全容はいまだ明らかにならず、事故収束への見通しも、全くたっていません。

 にもかかわらず、日本政府や電力業界は事故後、北海道の泊原発、佐賀県の玄海原発を再稼働させ、全国各地の原発を再稼働させるチャンスをうかがっています。政府は、「自然エネルギーへの転換」を一応口にはするものの、ベトナムなどへの原発輸出計画に固執しています。そして被災した人たちへの補償、汚染地域の除染、食品汚染対策など、どれ一つとっても、抜本的な対策を取ろうとしていません。これは、政権を担う人たちが、これまで通りのエネルギー政策をとり続けようと考えている本音のあらわれです。

 一方、いま、世界の市民の間では、原発の「安全神話」に根本的な批判の目が向けられ、原発を廃止しようとの声が大きくなっています。ドイツやイタリア、スイスが原発からの撤退を決めるなど、原発依存からの転換を目指す動きが広がっています。

 人類の手に負えない危険な「核」によって多くのヒバクシャが生まれています。核戦争によって人類未曾有の悲惨を体験した被爆地広島の私たちは核兵器廃絶とともに、核被害者をこれ以上出さないため次のことを求めます。

(1) 制御できない危険性を持つ原発をなくし、ゼロにしよう。
(2) エネルギー政策を大胆に見直し、自然エネルギーの本格的な導入をめざそう。

   この2つの要求で一致する個人や団体のみなさん、政党や宗派、組織や思想信条の違いを越えて、ともに手を携え、運動を広げましょう。そのために「さよなら原発ヒロシマの会」を立ち上げます。みなさんの参加を心からお待ちしています。

2012年1月  

さよなら原発ヒロシマの会

     呼びかけ人


 アーサー・ビナード(詩人)◆
 青木 克明(広島医療生協副理事長)◆
 井上 正信(弁護士)
 木原 省治(原発はごめんだヒロシマ市民の会代表)
 黒瀬真一郎(広島女学院理事長、広島YMCA理事長)
 佐々木猛也(弁護士)◆
 定者 吉人(弁護士)
 滝  史郎(広島大学名誉教授)●
 田中 利幸(広島市立大学広島平和研究所教授)
 田村 和之(龍谷大学法科大学院教授・広島大学名誉教授)
 田村 栄子(元佐賀大学教授、ドイツ現代史研究者)
 豊永恵三郎(韓国の原爆被害者を救援する市民の会・広島支部長、被爆者)
 中沢 啓治(漫画家)
 林  辰也(広島YMCA名誉主事)
 林  紀子(新日本婦人の会広島県本部会長)
 平岡  敬(広島マスコミ九条の会代表、元広島市長)
 舟橋 喜恵(広島大学名誉教授)
 丸屋  博(広島共立病院名誉院長、被爆者)
 三浦 精子(子どもの本九条の会広島事務局長、児童文学者)◆
 宗籐 尚三(広島宗教者九条の和共同代表、日本キリスト教団牧師、被爆者)
 森滝 春子(核兵器廃絶をめざすヒロシマの会 共同代表)
 吉田 正裕(宮島大聖院座主)

(以上22人、アイウエオ順)

● は事務局長
◆ は呼びかけ人代表

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