脱原発・反原発・自然エネルギーをヒロシマから
11月10日 原発・エネルギー問題
青年学生学習交流会

11月10日(土)「原発・エネルギー問題 青年学生学習交流会」が開かれました。

★青年学生学習交流会への願い。
今回の青年学生学習交流会は2つの願いが込められた会でした。
1つは、いま青年学生の中で大きく広がっている「本当に原発はなくせるのか?」という模索や疑問をみんなで率直に出し合い、学べる場を作りたいという願い。2つめは、この学習交流会をきっかけに、青年学生の中で原発問題について一緒に活動できる仲間を作りたいという願いでした。
当日に向けてもっと大きく広げようと、大学祭などでのチラシ配布、シールアンケート対話などが色々な方の協力の下進められてきました。

★当日の様子
 当日は高校生や学生、社会人の青年や大人の方など合わせて27人が参加をしました。“学習交流会”という名の通り、一人ひとりが想いを出しやすいようにグループ討論形式で行いました。

はじめのグループ討論では、自己紹介とどんな想いで参加したかを交流。「何かしないといけないと思っていたから。」「原発なくても大丈夫ということに、確信を持ちたいと思ったから。」「若い人が原発についてどんな想いを持っているか聞きたかった。」など参加した想いが様々交流されました。

次に、滝先生を講師に原発そもそも論として放射能の危険性や、原発の構造、自然エネルギーでも十分電気は足りていること等を学びました。

感想交流では「原発をなくしていくためにも社会全体のエネルギーの使い方を考えていくことが大事。」「福島の被害の大きさがちゃんと伝わっていない。経済界に偏った報道も正していかないといけない。」「教科書では原発問題について利点のほうが多く書かれている。周りの学生はその教科書を信じているから、どうやって真実を知らせていけば良いか、活動をしていけばよいか悩んでいる。」など感想や疑問・悩みなどが出されました。

今回は残念ながら青年の参加が少なかったですが、グループ討論では青年の率直な意見に対して大人の方が励まされたり、青年の色々な疑問に大人の方が分かりやすく答えてくれる場面も多くありました。最初の願いでもあったように「原発問題について率直に意見を出し合い、学び深める」場になったと思います。

★12月23日青年企画に向けて
 会の終了後には青年で集まり、12月23日(日)に行う予定の青年企画のアイデアを出しあいました。とても盛り上がり、たくさん楽しいアイデアが出されました。その中で、主に決まったのが…
●「クリスマスが近いから、サンタやトナカイの仮装をしてキャンドルパレードしよう!」
●「キャンドルも自分たちで作ろう!」
●「パレード後は、ライブや合唱などの文化企画もしよう!」
という3つです。早速、案を出し合ったメンバーでキャンドル作りの日も決め“クリスマスキャンドルパレード”の実現に向けて一歩踏み出しました。
これから少しずつこの企画を通して、新しい繋がりも広げていきたいと思います。

長い報告になってしまいましたが、最後に…。
今回の学習交流会開催にあたり、安佐北区民の会や事務局のみなさんなど、たくさんの方にご協力いただきました。本当にありがとうございました。
引き続き、これからもよろしくお願いします。                田中 奏

追伸:参加者の感想を一部ですが紹介します。
●青年
「教科書で学ぶことのできない情報を知ることが出来て良かったです。しっかり考えて自分の意見を持てるようになりたいです。」
「交流などを通して今までの疑問が解決して良かった。自然エネルギーへの展望を得られた。」
「知識増えました!」
●大人
「若い人たちと真実を共有してこれから何を始めていくのか、考えたいと思いました。」
「若い方の率直な意見を聞けて良かった」
「滝先生のお話でエネルギー問題について、さらに確信が持てました。」


田中奏さんの司会で進行

3つのグループに分かれて論議した

Aグループは女性中心

青年が過半数を占めたBグループ

Cグループは老壮青で論議

さよなら原発ヒロシマの会事務局長の
滝史郎広大名誉教授が講演




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